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最大限度のあなたの合法的権益を保護する

新型コロナウイルス肺炎に関する紛争および司法上の取扱いに関する意見

2020-03-06/ 法令速報/

   中国政府が新型コロナウイルス肺炎(「コロナウイルス」)のまん延を防止するために諸々の制限と施策をとっている期間における訴訟および執行の取扱いを明確にするため、最高人民法院はコロナウイルス疫病まん延期間における裁判執行に関する通知やオンライン訴訟の強化と規範化に関する通知などを公布した。各通知によると、訴訟期間の延長を申請する場合には、実際の状況に基づき、法により当事者の合法的な権益を十分に保障しなければならない。人民法院は当事者の調停協議を積極的に誘導し、矛盾に起因する紛争を効果的に解決しなければならない。また、労働者の合法的な権益の保護と、企業の健全な発展の支援の堅持や、医療関係者の合法的な権益の保護の強化、偽造 · 劣悪防疫物品の販売に対する厳重な処罰などが強調されている。

また、全国人民代表大会常務委員会の法制業務委員会の関連責任者は、210日に疫病まん延期間において社会から広く関心が寄せられている法律上の問題について返答している。その中では、疫病まん延の影響により、契約を履行することができない企業については、今回の疫病が予見することができず、避けられず、かつ、克服することのできない不可抗力に該当し得るため、契約法の関連規定に基づき、不可抗力により契約を履行することができない場合には、不可抗力の影響により一部または全部の責任が免除されるが、ただし、法律に別段の規定がある場合には例外とされる旨の意見も含まれていた。

さらに、中国の人力資源社会保障部弁公庁などの部門は、コロナウイルス疫病まん延期間の労働関係を適切に処理するための通知などを公表している。これらの通知によれば、隔離治療期間もしくは医学観察期間にあり、または政府による隔離措置その他の緊急措置により、正常な労働を提供することができない従業員を対象として、企業は従業員のその期間内の労働報酬を支給すべきであり、「労働契約法」第40条および第41条の規定に基づき、従業員との労働契約を解除することができない旨が明確にされている。また、これらの通知においては、コロナウイルスの疫病まん延による企業の営業再開遅延?不能の場合の給料の支払なども明確にされている。国の上記規定の趣旨に基づき、各地方の労働管理部門は、現地ごとの通知も公布している。企業としては、国レベルの規定のほか、現地の地方政府の関連規定にも留意する必要がある。

原文:

http://www.court.gov.cn/zixun-xiangqing-219931.html

http://www.court.gov.cn/fabu-xiangqing-220071.html

http://www.court.gov.cn/zixun-xiangqing-219351.html

http://www.mohrss.gov.cn/gkml/zcfg/gfxwj/202002/t20200207_358328.html

http://www.mohrss.gov.cn/SYrlzyhshbzb/dongtaixinwen/buneiyaowen/202001/t20200127_357746.html


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